お知らせ

「勉強しなさい!」は子どもにとってハードルが高い!?効果的な言葉がけとは???

 

「勉強しようと思うけどやる気がでない」

 

「しないといけないことはわかっているけど・・・」

 

子どもたちと真面目な話になると、だいたいこんな風に、

 

「勉強しないといけないことをわかっているけど、やる気がでなかったり、自信がなかったり、部活が忙しかったりと、色々な理由で勉強できないという悩み」を抱えていることがわかりました。

 

そこで「勉強しなさい!」と言っても、

 

「やれるものならやっているよ!」

 

と反発が生まれるばかりです。

 

なのでここでは具体的に何をしていけばいいのかを個人的に考えていきたいと思います(^^♪

 

・まず机に座るところから始める

 

「え?この人なに言ってるの?」って思われるかもしれませんが、

 

これが案外難しいんですよね。

 

生徒に聞くと、

 

「ベッドにいて、スマホを見ている時、「勉強しなきゃなあ」と思うんだけれど、

目の前の机が遠い・・・」

 

「ソファに座っていて、快適で動けなくなる。2メートル先の机に座る気分にならない」

 

お父さんお母さん、こんな体験、実際したことありませんか?

 

僕はこういう話を聞いて、学生の時、そう感じていたことがあったなあと懐かしく感じました。

 

話を戻しますと、子どもたちにやる気がないわけではなく、

 

勉強するための方法を知らない可能性があるわけですね。

 

努力するために行う努力、とでも言うのでしょうか。

 

個人的にはそう考えると腑に落ちるところがありましたが、皆さまはいかがでしょうか?

 

話の続きですが、「勉強すること」に持っていくまでが難しいと思うんですね。

 

「勉強すること」を山の頂上だとするならば、

 

ソファにいたり、横になっているのは山のふもとでのんびりしているみたいなものです。

 

そんなのんびりした人に、「勉強しなさい!」=「頂上を目指しなさい」と言っても、

 

言われた側としては「いきなり頂上って(;´・ω・)」みたいに感じることもあると思うんですね。

 

なのでまず、山のふもとから出発することを目指していくことが大切だと思います。

 

具体的には以下の流れですね

 

帰宅 → 机に座る → 筆記用具を出す → 勉強をする

 

学生は学校生活や部活動でとっても疲れています。

 

帰宅したら、快適なお家という空間では、やはりお休みしたくなるのが人というものです。

 

なので帰ったらまず、机に座るように伝えてみるのはどうでしょうか?

 

 

 

 

・勉強しなさいよりも具体的で明確な目標が良い

 

「勉強しなさい」って言うと、

何を、どこまで勉強すべきなのかも、子どもが自分で決めることになりますが、

これは割と大変な作業です。とってもコストがかかることなんですね。

なのでもしお子様がこの作業をできていたら、ぜひ褒めてあげてくださいね(^^♪

 

それに比べて、「机に座りなさい」と言うと、

何を、どこまでやればいいか明確ですよね。

 

はっきりしたゴールがあって、何をすればいいかもわかっている。

 

こういう伝え方だと子どもたちが迷う可能性が低くなるのでオススメです。

 

仮に机が荷物置き場になっているとしましょう。

 

そしたらやることは明確ですね。

 

SO☆U☆JIです(^^)/

 

・掃除の仕方がわからない、整理整頓が苦手な子もいる

 

実際に掃除の仕方がわからない子どももいますから、

 

そこで叱るのではなく、一緒に掃除をして、掃除の仕方から教えてあげてください。

 

また整理整頓が苦手な子もいます。

 

そういう子には一から整理のしかたを伝えるようにしてみてください。

 

お父さん、お母さんからしたら

 

「もう中学生なんだから」

「もう高校生なんだから」

と言いたくなるところかもしれませんが、ご存じのとおり、まだまだ子どもな部分が多く残っていますから、お子様の苦手な部分にはぜひ付き合ってあげてください(^^♪

・「当たり前」が出来ないのならば、そこから教えてあげる

 

掃除や整理整頓は、大人にとっては当たり前と言われることですが、そんな大人でも苦手な人がいますよね(´・ω・`)

 

ならば苦手な子どもたちがいても不思議ではありません。

 

お父さん、お母さんからしたら当たり前かもしれませんが、もし苦手な部分があれば、ご家庭でサポートしてあげてください(^^)

 

・勉強は机に座らなくても出来る

 

時に、こんなことを言ってくる生徒もいますが、これは本当にそう思います。

 

実際机じゃなくても、電車の中や、スキマ時間を利用して勉強はできます。

 

仮に寝っ転がっていても、真面目に勉強している子もいます。

 

それの良し悪しはまた別のお話しになりますが、

 

伝えたいことは、今回の机はあくまで例題で、ちゃんと勉強できていれば、机に座らせる必要はありませんよということです。

 

・まとめ

 

ゴロゴロしていたり、スマホを見ているわが子を見ていると、ついつい

「勉強しなさい!」と言いたくなるかもしれませんが、

そこはぐっとこらえて、

「まずは机に座ってみない?」

と別の角度から切り出していくのもひとつの手かもしれませんよ~(^^)/

 

ではまた~